楽天モバイルについてみんなはどう思っているの?

楽天モバイルは割安料金が魅力的なので契約を検討している方も多いことと思いますが、巷の噂を聞くとまだちょっと不安で契約に踏み切れないという方もいることと思います。今回は、そんな方向けに、楽天モバイルに関するネット上の評判を集めてみました。

※2022年1月時点の情報です。

楽天モバイルの料金について

楽天モバイルの料金に関しては、ほぼ「安い」という評価です。データ使用量に応じた段階性料金で、上限無制限で最大3,1780円(税込)は、大手キャリアのAhamo/Povo/LINEMOのいわゆる「20GBプラン」よりも割安です。さらに、音声通話に関しても「Rakuten Link」経由の発信は無料かけ放題となり、通話料がネックとなりがちな格安通信サービスにおいて高評価を得ています。

楽天モバイルの通信速度について

楽天モバイルの通信速度に関する口コミを集めました。感覚ですが、全体のうち「遅い」という意見が約6割、「問題ない」「速い」という意見が4割ほどの印象です。

ただ注意したいのは、スマホの通信速度は利用するコンテンツによって快適な速度がことなるため、同じ速度でも人によって「速い」「遅い」いずれの評価にもなり得るという点です。

例えばSNSやWEB閲覧が中心で動画やオンラインゲームを利用しない人と、利用する人では同じ「5Mbps」でも評価は異なって当然です。

こちらは、スマホでコンテンツを快適に利用する際に必要な通信速度をまとめたものです。

<コンテンツ>

メール・SNS 1Mbps
WEB閲覧 1Mbps

※2022年1月時点

参照:NURO光

<YOUTUBE>

SD 360p 0.7Mbps
SD 480p 1.1Mbps
HD 720p 2.5Mbps
HD 1080p 5Mbps
4K 20Mbps

※2022年1月時点

参照:YOUTUBEヘルプ

これを見るとわかるように、各コンテンツを快適に利用できる速度は思いのほか高い数値ではないのです。もちろん、数値と体感の差もありますし、電波の弱い場所では数値と体感の差が大きくなりがちですので一概には言えませんが、大手キャリア3社の通信速度を基準に楽天モバイルの速度をみてしまうと、数値的に遅いと感じてしまう側面もあるかもしれません。

もう1点問題があるとすれば、基地局の少なさ・電波の厚みが足りないことはあり得るかもしれません。都市部の場合、エリアマップでは自社エリアとなっている場所でも基地局が少ない場合には、利用の集中で基地局が捌ききれる通信の上限にすぐ到達してしまう場合があり、この場合も速度低下の原因となります。都市部の「遅い」評価はこうした影響もあるように思います。