料金プランは「UN-LIMIT Ⅵ」の一つだけ

楽天モバイルは、2020年4月1日より自社回線を保有するMNOとしての料金プラン「UN-LIMIT Ⅵ」をリリースしました。これに伴い、NTTドコモやauから回線を借り受けてサービス提供していたMVNOとしてのサービス「スーパーホーダイ」「組み合わせプラン」の新規受付を終了しています。現在の楽天モバイルとの新規契約(MNP含む)は、「UN-LIMIT Ⅵ」ワンプランとなっています。

※2022年1月時点の情報です。

楽天モバイル「UN-LIMIT Ⅵ」の特徴

「UN-LIMIT」は楽天モバイルが唯一提供する料金プランで、現行プランは2020年4月にアップデートし「Ⅵ」となり、大幅な改訂が実施されました。


(1)データ使用量に応じて料金を支払う4段階の従量課金制に移行
├デーや容量 が1GB以下の場合は料金が無料
├1GB超~3GBまでは月額980円(税込1,078円)
├3GB超~20GBまでは月額1,980円(税込2,178円)
└20GB超は無制限使い放題で月額2,980円(税込3,278円)
(2)Rakuten Linkからの発信は通話・メッセージとも無制限無料
(3)通常の通話回線による通話料金は20円/30秒となる(別途「10分かけ放題」あり)
(4)各種手数料を廃止。契約時・転入転出時・SIM発行時に手数料がかからない
(5)「5G通信」や「テザリング」は手続き不要・基本料無料で利用可能
(6)「eSIM」も基本料無料で利用可能

楽天モバイルUN-LIMIT Ⅵは段階制料金プラン

データ使用量 税別料金 税込料金
1GBまで 0円 0円
1GB超~3GB 980円 1,078円
3GB超~20GB 1,980円 2,178円
20GB超~無制限 2,980円 3,278円

※2022年1月時点

当初のUN-LIMITは、シンプルなデータ使い放題で月額2,980円(税込3,278円)でしたが、NTTドコモ(ahamo)/au(Povo)/Softbank(LINEMO)との競合により、「UN-LIMIT Ⅵ」に進化、1GBまでなら無料という前代未聞のプラン内容で注目を集めました。

1GB以下の場合には「ユニバーサルサービス料」も楽天モバイルが負担するため、請求額は全くの0円です(多くの場合プラン料金が無料でもユニバーサル料は別途請求される)。これは、それまでデータ使用量に関わらず徴収していなかったユニバーサルサービス料について、2021年7月より他社同様に徴収することとしたが、1GB以下で料金が発生しない場合には請求しないものとしています。