必要な通信容量の割り出し方
自分には何GBのプランが向いているのかわからない方は、それぞれの通信容量でできることをうまく把握できていないケースがあります。自分に合ったプランを探すためにも、どれほどの通信容量が必要なのか、把握は必須です。
1GBでできること
1GBでできることを知っておけば、3GB/5GB/7GB/10GB/30GBなど、その他の容量のプランを利用しても、簡単な計算で割り出せますので、怖いものはありません。表にしてありますが、「使い方」や「サイト」によって前後することはあります。
1GBで使える量 | |
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高画質動画(HD) | 約60分 |
ふつう画質動画(SD) | 約120分 |
メール送受信 | 約2,000通 |
Webページ閲覧 | 約1,000ページ |
LINEメッセージ送受信 | 約250,000回 |
1GBでLINEのメッセージ送受信(やり取り)は約25万回も行うことができますが、高画質の動画を見てしまえば約60分で1GBを使い切ってしまう計算です。仮に7GBのプランでも、HD画質の動画は、約420分で7GBを使い切ってしまいます。
1GBでは動画閲覧には心もとないですが、カウントフリーのサービスで「特定のサイトならば換算しない」というものもあるため、動画をよく見る方は、カウントフリーで動画を見られる格安SIMや、大容量のプランを検討することも大切です。
自分に合ったプランの選び方
1GBでできることと自分がスマホでどのような使い方をしているのかを把握しておけば、自分に合ったプランの選び方は実に簡単です。
スマホでやりたいこと・やる予定のことを明確化
まずは、スマホでやりたいことや、やる予定のことを明確化することが大切です。明確になれば、先に挙げた表のように、1GBでどれほど使えるのか計算し、自分に合ったプランを選ぶことが容易になります。
Wi-Fiを活用しよう
当然、大容量のプランやカウントフリーのサービスがついている格安SIMほど、料金が高い傾向にあります。せっかく格安SIMを選んでいるのに、大手キャリアと大差ない額を支払っていてはもったいない。
そこで活躍するのが、Wi-Fiです。自宅の固定回線で利用するものもあれば、街なかのファーストフード店や駅、コンビニなど、無料で利用できるものから月額数百円で利用できるものまで、さまざまあります。Wi-Fi通信を行っていれば、モバイルデータ通信を行わず、格安SIMの通信量を使ってしまうこともないため、容量の小さなプランで住ませることも可能なのです。
たとえば、動画もストリーミングで見るのではなく、ダウンロードして見られるサイトはWi-Fiを使ってダウンロードしておけば、外で見ても大量の通信量を使わずに、動画を見ることができるでしょう。